【口の乾燥予防・唾液の効能と危険性】口腔ケアの重要性

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【口内の乾燥を予防】

口の乾燥の危険性と口腔ケアの重要性

年齢を重ねると、どうしても唾液の分泌量が減り、口の中が乾燥してしまいます。その他、薬の副作用やストレスなどでも唾液が減ると考えられております。口の中が乾燥すると、歯や歯茎にとって一切良いことがありません。唾液の働きや、乾燥した場合の問題点を確認していきましょう。

唾液量が減る原因とは

主な理由は加齢です。高齢者はどうしても口が乾燥しがちになります。特に、歯を失ってしまった方の場合は、食事の機会そのものが減る、あるいは経管栄養のため全くない、という場合も珍しくありません。咀嚼をしなければ、唾液の分泌量は低下してしまいます。

その他、年齢が関係しない原因としては、鎮痛剤などの薬の副作用や、ストレスなどが原因となります。その他、喫煙や口呼吸の癖がある方も、口の中が乾燥してしまいます。

唾液の効能と、乾燥の危険

唾液の効能と、乾燥の危険

唾液には、実は様々な機能が備わっています。食後には酸性に傾いてしまう口内を中性に保ち、歯が溶かされることを防ぎます。また、溶け出した歯を補修する、再石灰化も行います。口の中に溜まった汚れを外に流し出す効果もあります。

また、殺菌作用により、虫歯菌や歯周病菌、その他ばい菌の繁殖を防ぎ、成長を抑えます。その他、口の中を潤すことで、発声しやすくする効果や、口臭を抑える効果もあります。食べることのみでなく、人とのコミュニケーションにおいても、唾液が重要な意味を持っています。口の中が乾燥してしまうということは、これらの効能が全て失われるということです。虫歯や歯周病菌は活性化し、進行、悪化してしまいます。

歯周病は、心筋梗塞や糖尿病との繋がりあることがわかっており、これらが発生するリスクも増えてしまいます。溜まった汚れはそのまま残ってしまうため、口臭がひどくなります。口の中が乾いていると、コミュニケーションも取りづらくなり、生活の潤いそのものまで失われてしまいます。

口腔ケアで予防を

口腔ケアを行うことで、これらの危険性を少しでも回避することが重要です。

歯周病の進行を抑えるために、正しいブラッシングを心がけましょう。また、唾液の分泌を促すために、日頃からキシリトールガムを噛むと良いでしょう。要介護者の方は口腔ケアを意識し、自身の歯で食事を取ることを継続しましょう。

もしもお一人ではわからない点、ご不安な点などございましたら、どうぞお気軽に当院までご相談にお越しください。専門家の立場から、適切なアドバイスを差し上げます。


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